みなさん、こんにちは‼
アパレルOEM生産会社オフィス雅(ミヤビ)のWeb Site Topicsのページへようこそ‼
今回のコラムでは、アパレルOEM生産を依頼する場合の注意点を、アパレル業界の不思議な常識を交えて紹介していきたいと思います。
このコラムが、アパレルOEM生産をこれから依頼しようとお考えの方の参考になると嬉しく思います。
注意点
注意点1:アパレルの小ロット生産はコストが非常に高くなる
注意点2:アパレルには個体差がある
注意点3:アパレルの出来上がり数量には増減産がある
まとめ
注意点1:アパレルの小ロット生産はコストが非常に高くなる
アパレルの生産工程は、糸を生地にして、それを染色したりプリントして、その生地を裁断しミシンで繋ぎ合わせるというのが一般的な工程です。これらの工程の多くは、別の会社や別の工場に分かれています。その中でも、生産ロットが多いのは糸を作る工程、その糸を生地(染める前の生地は生機(キバタ)という)にする工程、その生機を染色する工程は、非常に生産ロットが大きく、小ロット生産する場合は、アップチャージが掛かったり、生産ロス(稼働・切り替えロスも含め)が大きくなりコストが高くなります。
小ロット対応するために、ストックされた生地があるものもありますが、一般的には価格が高くなるのでやはりコストは高くなります。
また、商品を運ぶ運送費も、数量が増えれば増えるほど料金が割安になりコストダウンに繋がります。
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小ロットで生産するには既存品の活用などがございますので、下記までお問い合わせ下さい。ベストな方法をご提案いたします。
注意点2:アパレルには個体差がある
アパレルは1枚1枚で寸法の個体差があります。
理由としては、
・同じ生地でも、反物の色、生地のどの部分で裁断したかなどで放置している間に若干縮んでしまいます(放置収縮)。この放置収縮を少なくするため、縫製工場では裁断する前の生地をリラックスさせています(放反)が、やはり同じパターンを使って裁断しても裁断後の寸法の個体差は出てしまいます。
・1枚の商品を、多くの人数(工程)で形にしていくため、例えば袖を作る人(工程)と袖を本体につける人(工程)などによって、個人のミシンの使い方の差や、縫い代の取り方の差などで、仕上がり寸法に個体差ができてしまいます。
業界の、寸法許容範囲は、例えばTシャツの場合の着丈・袖丈・身巾は±1.5cmが一般的です。
注意点3:アパレルの出来上がり数量には増減産がある
我々は、お客様の発注枚数から、1枚あたりの要尺(生地の必要数量)を計算し生地を調達します。しかし、生地には穴キズや汚れなど色々な欠点があります。裁断の段階でこれらの欠点があるパーツを外し新しい生地からパーツを取り直します(断ち替え)。ただ生地がない場合は減産してしまうことんあります。という理由で、この穴キズや汚れが総定数より多ければ出来上がり数量が減り、総定数より少ない場合は出来上がり数量は増えてしまいます。
また、縫製段階でも欠点が発生しますので、この欠点が修理できるものは修理し、修理できないものは最終的にB品として出荷ができないものになります。
このような要因で、特に小ロット(1品番1,000枚以下)は、出来上がり数量に増減産は多くなる場合が多々あります。一般ロット(1品番1,000枚以上でも)の業界の基準としては、±5%の増減産の許容範囲で生産しています。ということなので、増減産数量の関しては、OEM生産会社と密な打ち合わせが必要です。
まとめ
今回のコラムでは、一般の常識とはちょっとかけ離れているアパレルOEM業界の常識というか注意点について紹介しました。これからアパレルOEM生産の依頼をお考えの方には、今回のコラムを是非参考にして頂蹴たらと思います。
これらの注意点の回避は、アパレルOEM生産会社との密なコミニケーションが唯一の方法と考えます。是非、コミニケーション能力が高いアパレルOEM生産会社を探し、アパレルOEM生産にトライしてみて下さい。
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この度は、最後までコラムを読んで頂きありがとうございました。
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