【必読!!】ゴルフウエア用の布地(生地)・素材の種類について

皆さん、こんにちは!
ここ数年の新型コロナの影響もあり屋外でプレイできるゴルフに空前のブームが到来し、ここ数年の新規プレーヤも100万人以上を超えたとも言われています。それとともに、ゴルフウエアブランドの新規参入組が200ブランド誕生したとも言われています。このような背景もあり、最近、ゴルフウエアOEM/ODM生産依頼が増加しています。ただ、一方、ゴルフウエアーが使用される環境は、夏場は太陽光下で大量の汗をかく環境であったり、冬場ならゴルフ場の立地環境からゴルフプレーをスタートするときには結構寒い環境であったりと、厳しい環境下で使用されるものなのでウエアの布地(生地)・素材などには注意する点が多いのも現実です。ということで今回のコラムでは、ゴルフウエアに適した布地(生地)・素材の種類のメリット・デメリットなども含め解説していきたいと思います。

目次

吸水速乾素材
防蚊加工素材
UVカット素材
色落ちしない素材
抗菌防臭素材
吸湿発熱素材
遠赤外線素材
まとめ

吸水速乾素材

綿の吸水速乾・接触冷感素材

綿を糸にしたあと綿を改質(科学的に性質を改良)し、綿の糸の吸水量を格段にアップさせ水分の拡散性も高めた綿糸(メンシ)を使用した生地素材です。また、体に触れて冷たく感じる接触冷感性を持つ特徴も兼ね備えています。一般的にはポリエステルやナイロンなどの化学繊維を使った素材が多いのですが、やはり綿を好む方には最適な生地素材です。
デメリットとしては、綿を染める反応性染料は、汗を書いたまま直射日光に当たる条件下では色落ち変色してしまうということです(汗耐光複合堅牢度が悪い)。この欠点を解決する染色方法スレン染色は後ほど解説します。

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ポリエステル吸水速乾素材

一般的にポリエステルは水分を吸いません。このデメリットを解消するため糸を構成している繊維の1本1本の断面形状を、+型や☆型W型などにした異型断面のポリエステルを使うことによって、繊維の溝部分を使って水分を生地の広い範囲に拡散(毛細管現象)させ乾きを速くする生地素材です。デメリットとしては、汗をかいた肌にピッタリひっつきやすいことと、昇華転写プリントなどをした場合には太陽光に対し変色しやすいことです(対応堅牢度が悪い)

  🔴🔴関連記事、「【アパレル素材解説】ポリエステルについて」は、こちらをクリック、
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防蚊加工素材

読んで字のごとく蚊を寄せつけない防蚊(ボウブン)加工です。生地に蚊が寄り付きにくい薬剤を加工したもので、最近はアウトドアウエアや、ベット用の服にも活用されています。

UVカット素材

日焼けの原因となる紫外線をカットする生地素材です。綿などの天然繊維には紫外線をカットする薬剤を生地加工する場合が多く、ポリエステルなど化学繊維には、繊維に紫外線をカットする物質を練り込んでいる素材があります。
最近の紫外線は、春夏だけでなく一年を通して強いようなので年間定番の素材になってきました。

色落ちしない素材

この素材は、スレン染料で染色した素材です。スレン染料は綿やレーヨンなどの欠点である汗をかいたまま直射日光にあたっていると色が変色してしまう(汗耐光複合堅牢度が悪い)ということに対応する染料です。登山・テニスなどの直射日光を浴びるスポーツウエアなどの他に、過酷な業務用洗濯にも耐えうるリネンサプライ用の商品にも使用されています。
ただ、デメリットとしては染色が難しいことと、クリアな色の染料がなく、染色工賃が高いということです。

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抗菌防臭素材

スポーツをすると必ずと行っていいほど汗をかきます。この汗が生地上で菌を増殖し嫌なニオイを発生させます。この菌の増殖をおさえ嫌なニオイを防ぐのが抗菌防臭加工です。
消臭加工もよく聞きますが、消臭加工に用いる消臭剤は、特定のニオイを消す薬剤が多いので、スポーツ用途には抗菌防臭加工の方がベターと思います。
デメリットとしては、抗菌防臭加工剤も低価格ですし、その他特に特記するものはありません。

吸湿発熱素材

この機能は、すでにユニクロさんのヒートテックで有名になった素材ですが、随分前からある機能素材でそれを上手い具合にプロモーションし販売されているのがユニクロさんの凄さです。この機能の仕組みは、気体が水分になるときに熱を発生する「凝縮熱」が原理となって吸湿発熱するのです。分かりやすく説明すると、人間は皮膚から絶えず水蒸気を発しています(目には見えませんが)。この水蒸気を繊維が吸い込み水分として溜め込むときに熱を発するのです。レーヨンや綿、羊毛などの吸湿性が高い繊維は全て吸湿発熱性を持っているので、アクリルなどの繊維と組み合わせ発した熱を保持させ暖かくなる素材です。
デメリットは、自然の持つ機能なので特記することはありませんが、ただ吸湿性のある繊維と組み合わせる繊維によってはピリング(毛玉)が起こることがあります。

遠赤外線素材

遠赤外線素材というものがありますが、その効果については色々な意見が出ているため、今回は割愛させて頂きます。

まとめ

今回のコラムでは、コルフウエアに最適な布地(生地)・素材について解説しました。これらの素材はゴルフウエアだけでなく他のスポーツやあアウトドアにも活用可能なので参考にして頂ければ幸いです。

今回も最後までコラムを読んで頂きありがとうございました。これからもアパレル業界の色々をコラムアップしていきますので宜しくお願いします。

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