【アパレル素材解説】麻について

今回のコラムでは、どちらかというと夏物の素材と思われがちで、また色々な種類がある「麻」について紹介していきたいと思います。

 

麻という名称は本来は日本独自のもので大麻を指していましたが、現在は植物から取れる繊維の総称を麻と呼びセルロース繊維の一種です。
麻は、植物の茎から採取される靭皮(ジンピ)繊維と、植物の葉脈から採取される葉脈(ヨウミャク)繊維とに分かれます。麻の特徴は、繊維が非常に強い・シャリ感、ハリ感がある・接触冷感性がある・水分の吸湿、発散性がある・生分解性にすぐれるなどで、明治時代以前の人々は綿よりも多くは麻を着用していました。
以下で、歴史的にも古い麻について紹介していきます。

麻の種類

亜麻(アマ:Linen)
苧麻(チョマ:Ramie)
黄麻(コウマ:Jute)
洋麻(ヨウマ:Kenaf)
大麻(タイマ:Hemp)
マニラ麻(Abaca)
サイザル麻(Sisal)
最後に

亜麻(アマ:Linen)

亜麻は靭皮繊維です。亜麻はフラックスという植物で、一年草で連作できないので収穫量に限りがある貴重な植物です。フランス(フレンチリネン)、ベルギー(ベルギーリネン))などヨーロッパが産地です。リネンは麻の中でも柔らかく、丈夫・リネンに含まれるペクチンの効果で汚れが染み込みにくく落ちやすい・光沢がありチクチクしない・繊維が空洞のため夏は通気性があり服には体温で温まった空気を包み込むという特徴があり通年快適に着ることができる繊維です。
スーパーフードの亜麻仁油も亜麻から作られています。

苧麻(チョマ:Ramie)

苧麻も靭皮繊維で亜麻とは違い多年草の植物から採取される繊維です。約2ヶ月で150〜200cm発育し、年に2〜3回、熱帯では4〜5回収穫できます。中国、ブラジル、フィリピンなどが主な産地です。麻の中でも一番強い・天然繊維の中でも最もシャリ感があり汗をかいてもベトつかない・吸水速乾性がある特徴がある、一方、チクチク感じるという欠点があります。
苧麻は、古くは縄文時代にも使われている最も日本人に馴染みが深い麻です。

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黄麻(コウマ:Jute)

黄麻(Jute)から採取された繊維で、これも靭皮繊維です。黄麻が使われている代表的なものは衣料品に疲れれることはほとんどなく、コーヒー豆や穀物の輸送・保管などに使われる麻袋(ドンゴロス)や、強度が非常に強く耐久性が強いため、農業・工業用資材(例:樹木を寒さから防御する幹巻き)や、バッグなどにも使われています。
黄麻生産の過程ででる廃棄物の処理が環境にかかるコストが少なく、生分解性が高いことから環境負荷が少ない素材としても注目されています。

洋麻(ヨウマ:Kenaf)

洋麻(Kenaf)はジュートの代用として、よく麻袋に使われている繊維でこれも靭皮繊維です。洋麻は、栽培範囲が広く短期間で多くの繊維を収穫することが出来ます。生育が早く木の1.3倍の炭酸ガスを吸収するため二酸化炭素の上昇による地球温暖化にも役立つ植物です。
ケナフの靭皮部の繊維は針葉樹に似ているためケナフ紙となり、包装紙。フィルター、紙コップ、ティッシュペーパーなどに活用されており、最近は技術の進歩でアパレル用の糸も開発されています。

大麻(タイマ:Hemp)

大麻(Hemp)は、本来言われてきた麻で靭皮繊維です。名前の由来は大きく育つことから大麻と言われていると言います。日本で厳しく取り締まれれている大麻ですが、葉の部分に禁じられている成分が多く、危険な成分を含まない茎の部分からアパレル製品に使用する繊維を採取しています。大麻は、害虫に強く農薬・化学肥料を使わない、これもまた成長が早く、麦やとうもろこしとの輪作も可能で、痩せた土地の土壌改良効果があり、不良土でも育つなど特徴があります。
アパレル用の糸としての特徴は、亜麻・苧麻とおなじく多孔構造のため吸水速乾性、調温性があります。

マニラ麻(Abaca)

バショウ科アバカの植物の葉脈から取れる葉脈繊維です。原産地は名前からも分かるようにフィリピンでバナナにも似た植物で成長すると6mにも育つ多年草です。特徴は非常に丈夫なのでロープに使われたり、水に浮く特徴を活かし船舶のロープや帆布に活用されてきました。
最近では、このマニラ麻をパルプ化したものからできる紙を、アパレル用の糸として活用するものもあります。

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サイザル麻(Sisal)

キジカクシ科リュウゼツラン属の植物から取れる葉脈繊維です。麻とは関連はないが植物繊維なのでサイザル麻と呼ばれている。名前の由来は、原産地のメキシコのユカタン半島のサイザル港から輸出されてことにあります。非常に強いという特徴を活かしロープや玄関マット、猫の爪とぎなどに使われています。

最後に

今回のコラムでは、麻の種類や特徴を紹介しました。このコラムで紹介した麻は主なもので、これらのもの以外にも沢山の種類がある繊維です。また、繊維の中でもかなり古くから使われている我々人間にとっては馴染み深い繊維ですが、最近は夏物の衣料素材としてしか扱われていないので今回のコラムで紹介することにしました。

今回も最後までコラムを読んで頂きありがとうございました。

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