【アパレル業界情報】ファッションワールド東京・フェムテック東京へ行ってきました。

 毎年10月と4月は、アパレル繊維業界だけではなく他業界も非常に展示会が多い時期です。今回は、これまた東京ビッグサイトで開催されたファッションワールド東京(22年10月18日〜20日開催)とフェムテック東京(22年10月20日〜22日開催)の2つの展示会についてレポートしたいと思います。

 これからレポートする内容は、あくまで私の個人的な感想もありますので、その点はご容赦下さい。宜しくお願いします‼

目次

ファッションワールド東京

フェムテック東京

最後に(まとめ)

ファッションワールド東京

 ファッションワールド東京は、◯ジャパンファッション、◯ファッションOEM、◯サステナブルファッション、◯海外ブランド、◯海外生地・素材、◯ファッションDXの6つのコーナーに分かれて、コロナ前に比べては減ったようにお思えますが数多くの企業が出展しています。
 ◯ジャパンファッションコーナーは、日本の機屋(織物工場)ニッター(メリヤス、ニット工場)染色工場の出展が主体です。以前は、日本の工場が小ロットで作れ海外では小ロットで作ることができませんでしたが、最近の特に中国工場は結構な小ロットも対応できるようになってきているので、日本企業の差別化素材・加工に重点をおき見てみました。中でも紙を材料とした糸・生地は、年々糸が硬いなどのデメリットが解消され色々なアイテムに活用できると感じました。(関連記事はこちら、
 ◯ファッションOEM、海外生地・素材コーナーは、中国、ベトナム、カンボジア、韓国、台湾などのテキスタイルメーカー、縫製工場の展示です。正直、このブースエリアは日本語対応可能な外国人担当者が対応はしているのですが、全く積極的ではなく閑散としたエリアとなっていました。
 ◯海外ブランドコーナーは、ドイツや欧米のブランドが出展していますがこれも前述の海外生地・素材コーナーとお同じく閑散としていました。
 ◯サステナブルファッションコーナーは、出展プース数・広さとも圧倒的に他のコーナーに勝っているので、目玉のコーナーです。商品としては、オーガニック(関連記事はこちら、)・リサイクルの商品で、最近はその上に着用後の商品を回収するという物も加わり、アパレル繊維業界もSDGsの流れをかなり意識したものになってきています。(関連記事はこちら、
しかし、現実的には業界もお腹いっぱいという感はいなめません。(弊社も一生懸命売ってはいますが😓、)また、後のフェムテック東京にも数多くの出展があった吸水ショーツ(関連記事はこちら、)も、かなりの種類の出展がありました。

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フェムテック東京

 ここでご存知かと思いますが「フェムテック」という言葉について説明しておきたいと思います。フェムテックと言う言葉もごく最近よく聞く言葉になりました。女性のFemaleと技術・テクノロジーTechnologyとを組み合わせた造語です。フェムテックは女性が抱える健康上の問題、例えば「生理・月経」「妊活・妊よう性(妊娠するための力」「妊娠期・産後」「更年期」「乳がん・子宮頸がん」などをテクノロジーの力で解決しようという商品・製品・サービスのことです。今回はフェムテック展示会は1回目ということでしたが、来訪者はかなりの数で注目を集めているということがひと目で分かりました。
 出展されている企業の40%が吸水ショーツ関係の商品でした。この吸水ショーツは何十年も前からある商品ですが、フェムテック・SDGsの流れから再度脚光を浴びている商品です。以前は、サニタリーショーツと言ってました。
 さて、出展品の内容ですが、やはり「生理・月経」テーマとしたものが多く吸水ショーツで月経血液量を計れるものとか、心拍すう血圧などを計れるものとか、かなり精密機械と連動したものがあり、多くの女性が「生理・月経」で悩んでおられることを実感しました。
 その他は、月経血が落ちやすい生地や、しっかり吸水する吸水パットなどが出展されていました。(関連記事はこちら、

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 これらアパレル繊維業界に近いフェムテック商品以外は、つわり緩和の商品、骨盤底筋トレーニングの商品、更年期ケア商品など、いずれも社会に必要な商品が多いと感じられ、今後も伸びていく業界ということを感じました。
 また、このフェムテック東京は、一般の企業向けの展示会と違い、最終日の22日(土)は、一般の方も来場できるように「一般デー」として開放し、一般客のニーズや、カウンセリングサービスなどに対応する形になっており、画期的に運営されており感心するばかりでした。

最後に(まとめ)

 今回は、アパレル繊維業界に関連する展示会2つを簡単にレポートしました。上にも記載した通りファッションワールド東京は、どうしても素材発信の傾向が強く、その素材をどう展開していくかという点がなかなか提案が難しいようで、また業界としては久々の大きなテーマSDGsと連動したサステナブルに力が入ってましたが、アパレル製品に使う材料100%がサステナブルというのは非常にハードルが高いため、なかなかサステナブルを取り入れる方としては中途半端さが否めません。このあたりの解消が今後のポイントになると思います。
 一方、フェムテック東京は、完全に消費者の悩み解消という視点になっているので非常にわかりやすい展示会でした。ぜひ次の展示会にも伺ってみたいと感じました。
 最後にはなりますが、お忙しいところ商品説明などに対応して頂きました各社担当者の方への感謝を申し上げ、このレポートの終わりにしたいと思います。

 今回も最後までコラムを読んで頂きありがとうございました。これからも商品・イベント・回顧録など多岐にわたったコラムを書いてま知りますので、引き続き宜しくお願い致します。
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