【業歴35年解説】アパレルOEM生産の依頼方法から納品までの流れについて。

今回のコラムは、アパレルのOEM生産をどうすればスムーズにできるか?という事を、我々アパレルOEM生産の立場から解説したいと思います。
これからアパレルブランドの立ち上げをお考えの方、また、今まで扱っているアイテムとは違ったアパレルの展開をお考えの方、新規事業でアパレルの取り扱いをお考えの方など、初心者の方は必見です。

Sewing items on white background with copy space

目次

Step1:アパレルアイテム詳細

Step2:アパレル作成数量

Step3:納期・価格決定

Step4:サンプル作成

Step5:契約

Step6:生産

Step7:納品

最後に

 

Step1:アパレルアイテム詳細

 まず最初の段階としては、どの様なアパレルアイテムの生産を考えておられるかの情報をお聞かせ下さい。アパレルアイテムの、仕様書やパターン・使用する生地素材候補などがあればBESTですが、アパレル初心者の方はある訳がありません。
 そこで、情報として頂きたいのは、ベンチマークとなるアパレルの、商品サンプル・写真などです。ズバリのものでなくても近いもので十分です。これらを基に打ち合わせさせて頂いて、お客さんの希望(例えば生地は薄くとか、レースをこうしたいとか)を勘案していき、商品内容を具体化していきます。大体のものは工場に実績パターンとかありますが、無いものについては、これらの頂いた情報を我々の方で、工場と打ち合わせしやすい様に仕様書・パターンなどに落とし込んでいきます。(パターン代については、Step2で触れております。)

Step2:アパレル作成数量

 次の段階としては、作成の希望数量です。色数・サイズ展開数(sku別数量)をお聞かせ下さい。お聞きした数量で、生地をどう調達するか?副資材(ファスナー・ボタンetc)・2次加工(プリント・刺繍)をどう手配するか?などを検討するためです。また日本で縫製するか?海外で縫製するか?の工場も検討するためです。縫製は極端な話、何枚でも縫製することができますが、生地は、ロットの問題や、副資材は調達先をなどの検討すべき内容が多いためです。

Step3:納期・価格決定

Price list

 商品希望納期(納品スケジュール)をお聞かせ下さい。生地の調達方法・副資材の調達方法・2次加工のキャパ・縫製キャパなどを確認し、ご希望の納品スケジュールと合うかを確認させて頂きます。一般的には、納期は60〜90日ぐらいは掛かりますので、ご了承下さい。
 この段階で、おおよその見積もり価格(配送料込み)を提示させて頂きます。納期・価格を了承頂きましたら次のステップサンプル作成に入ります。この段階までの打合せ、お問合せは費用は掛かりません。例外として、パターンなど作成した場合はパターン代を頂いております。パターン代は、アイテムにもよりますが¥8000〜¥30000/アイテムぐらいが相場です。

Step4:サンプル作成

T-Shirt Sizes (men and women) – vector illustration

 この段階でサンプル作成に入ります。この時点で契約する必要はございません。サンプルを確認してからの契約で構いません。代替え生地で作る場合・本番と同じ生地で作る場合など色々あります。このサンプルでサイズ感や、ご希望通りの商品かをチェックして頂き、縫製のレベルも含め確認して頂きます。
 プリント・刺繍などの二次加工は、生地への試刷りで確認して頂きます。一部、日本製の小ロット加工の場合は、図案当て込み写真で確認して頂くことになります。
 サンプル作成の納期は、アイテムにもよりますが2〜4週間ぐらいで、費用は、これもアイテムによりますが¥5000〜¥20000/枚ぐらいになります。
 初回のサンプルで、修正・変更等があれば再サンプルの作成になります。再サンプル費用は、その内容によって異なりますので、その都度、確認させて頂きます。

Step5:契約

Two Business people shaking hands indoors over a table

 Step4:サンプル作成と並行して、発注を確定いただけましたら契約書(当社は、受注契約内容確定書)を交わします。サンプルを確認してからの契約でも構いません。
 商品代金の決済方法は、この時点で決定させて頂きます。

Step6:生産

 契約締結後生産をスタートします。並行して、ブランドネーム・洗濯絵表示・包装方法を決めていきます。ブランドネームは、織ネームまたはプリントネームを選択して頂き、デザインはイラストレーター(aiファイル)で頂きましたらこちらで生産可能です。洗濯絵表示については、表示内容はこちらで作成致しますのでご安心下さい。
 生産に入る前の先上げサンプル・船積み前のSHIPPINサンプルはご要望にお答えし手配致しますので、都度、ご相談下さい。
 海外生産の商品は、日系第三者検品会社で、検針(針など危険物の混入がないか?)・検品(サイズ・外観・縫製)を行い検品結果が必要な場合は提出させて頂きます。

Step7:納品

 海外生産の商品は、空輸便または船便で納品します。ほとんどのアイテムは、OPP無地袋入後段ボールケースで、ご指定の場所まで納品致しますが、納品方法のご相談にも乗っておりますのでお気軽にお問合せ下さい。。また、納品日時も、出荷時に連絡させて頂きます。

最後に

 以上が全体の流れですが、アパレルOEM生産をスムーズに進めるポイントは、兎にも角にもStep1・Step2です。ここがより具体的であればあるほど、我々も対応しやすく、いろいろな生産方法でコストダウンも可能ですし、良い商品が出来上がりますので、アパレルOEM生産をご依頼頂ける際はこの点を宜しくお願いします。

 このたびも、最後までコラムを読んで頂きありがとうございました!!最近、多くお問合せをいただくアパレルブランドを始めたいと考えておられる方、アパレルさんで新しいアイテムを始めたいという方、他業種で新規事業でアパレルを始めようと考えておられる皆さんの手助けになればとコラムを書きました。なにか参考になることがあったら幸いです。

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