【とっても重要❗】生地、テキスタイルができるまで

みなさん、こんにちは❗
アパレルOEM生産会社のオフィス雅のWeb Site Topicsへようこそ❗
今回のコラムでは、アパレル製品を作るには必ず必要なもの、生地、テキスタイルがどのように出来上がってくるかを紹介したいと思います。アパレル製品は、生地、テキスタイルを裁断し、ミシンで縫製して出来上がるということは一般的にイメージできていると思いますが、その生地、テキスタイルがどのように出来上がってくるかは、一般の方にはイメージし難いですが、生地、テキスタイルがアパレル製品の出来栄えには非常に重要な役割があるため、今回のコラムで取り上げてみました。
生地、テキスタイルの主なものには、織物と編物(丸編)があります。今回のコラムでは、この2種類の生地、テキスタイルのできるまでを紹介していきたいと思います。ちなみに、織物とはシャツ地やブラウス地、コート地などで経糸(タテイト)と緯糸(ヨコイト)とでできている基本的にはあまり伸びがない生地、テキスタイルのことで、編物(丸編)は、ループの連続でできているTシャツ地、トレーナー地などの若干のストレット性がある生地、テキスタイルのことです。

INDEX
【生機(キバタ)を作る】
【生地を染色・プリント(捺染:ナセン)する】
【まとめ】

 

【生機(キバタ)を作る】

生機とは、染色やプリントなどの加工がまだされていない状態の生地のことで生成りとも言います。生機を作るには織物・編物とも糸が必要です。糸は綿なとの天然繊維は紡績会社で作られ、ポリエステルなどの化学繊維は合繊メーカーで作られ、生機にするため製織工場(機屋:ハタヤ)、整編工場(ニッター)に送られます。

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織物の生機の作り方

(製経)

【整経機】

整経とは、経糸を作ることです。織物は経糸と緯糸からできていることはご存知と思います。この経糸を生地の巾に合わせビーム(上記写真の機械の緑の中にある物)というものに巻いていきます。整経する糸は、例えば一般的な生地シャツやブラウスに使用するブロードの場合は、約6,000本の経糸をビームに巻いていきます。

(糊付け)

糊付けとは、ビームに巻いた経糸に糊を付け次の工程で切れにくくし製織しやすいようにする工程です。

(経通し:ヘトオシ)

糊付けした経糸を、筬(オサ)という織機の生地・テキスタイルを織るには欠かさないパーツに糸を1本1本通します。

(製織)

【織機】

製織とは、糊付けしたビームの経糸に、緯糸をいれる工程です。この緯糸を入れれば織物の生機は検品(検反)し完了で、次の染色工程に移ります。

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編物(丸編)の生機の作り方

編物(丸編)の作り方の特徴は、織物の作り方の工程にある(整経)と(糊付け)の工程がなく製編できることです。このため、編物(丸編)は織物より生地が作りやすく、生地作りも早く納期がかかりません。

(製編)

【編機】

入荷した糸は、編機のクリール(機械の周りにある部分)と言う糸を立てる部分にセッティングするとダイヤル・シリンダーという部分にある数1,000本の編み針で製編することができます。編機を動かし始めると、生地組織にもよりますが4〜5時間で30〜40mの生機が出来上がってきます。

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【生地(生機)を染色・プリント(捺染:ナセン)する】

染色(無地染)

【染色機】

織物も編物(丸編)も、染色(無地染)の工程はほぼ一緒ですが、大きく違うところは織物の場合、製織しやすいように経糸に付けた糊を落とす工程が必要になります。糊を落とした織物も編物(丸編)も染料に浸し染色していきます。
大きな流れは、精錬・漂白(染料が浸透しやすいようにシロにする)→染色(染料を浸透させる)→乾燥→仕上げです。染色する生地、テキスタイルの素材によって使用する染料の種類はちがいます。詳細については下記の関連記事を読んでください。

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プリント(捺染:ナセン)

【プリント機(捺染機)】

プリント(捺染)も、織物も編物(丸編)もほぼ同じ工程で、大きな流れは精錬・漂白→プリント(捺染)→乾燥→仕上げで、染料も素材によって使用する染料が変わります。より詳細については、下記の記事を読んでください。

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【まとめ】

今回のコラムでは、アパレル製品の出来栄えに非常に大きく関わる生地、テキスタイルができるまでを紹介しました。アパレル製品の小ロット生産が難しい理由の一つは、この生地、テキスタイルが小ロットで生産するのが難しい事にあります。これらの理由も今回のコラムでバクっと理解して頂けたら嬉しいです。また、今回のコラムで紹介した工程は、特に日本の場合、すべてが別の会社での分業となっていることも原因の一つに挙げられます。ただ、日本にも海外にも小ロットで生地を販売している会社がありますので、それらを上手く活用し小ロットでアパレル製品を生産する事も可能なので、アパレル製品の生産をご希望の方は、ぜひ当社へ連絡頂けると色々な方法を検討致しますので、下記からお問い合わせ下さい。お待ちしております。

今回は、最後までコラムを読んで頂きありがとうございました。これからも、アパレル業界に関するコラムを色々な方面から発表していきたいと考えておりますのでご期待下さい。

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