【アパレルOEM会社解説】コストが安い!は一方でリスクも、、、

皆さん、こんにちは!
 今回のコラムでは、アパレルOEM・OEMの依頼をいただくお客様が一番気になっていると思われる「コストの安さ」について、あまりにもコストを安く作ろうとすると、結局リスクになってしまうことがあるという事を解説したいと思います。

 商品を作るときコストを安く作りたいというのは当然の考えだと思いますし、1円でも安く作り1円でも高く売って利益を出したいということも当然の考えだと思いますが、一歩間違え行き過ぎてしまうと逆に損をしかねない状況になることが良くあることもアパレル業界のあるあるなのです。
 商品の原価を構成(関連記事はこちら、)するのは、①原料(糸・生地)+②加工賃(染色・縫製・2次加工)+③輸送費(関税・フレート・配送料)関連記事はこちらから、+④我々アパレルOEM・ODM会社の管理マージンになります。簡単に言うとこれらの各項目の値段を安くしコストを下げるには、「大量に作る」しか方法はありません。しかし、アパレルOEM・OEM会社や、工場の中にはリスクのあるコストを下げる方法で受注を取っていく会社もありますので注意喚起の意味も含めまた、値段に現れないリスクについて今回のコラムを書きましたので参考にして下さい。
 なお、今回の内容は、海外生産のケースについて解説しておりますのでご理解下さい。なぜなら、日本市場で販売されているアパレル製品のほぼ100%が海外生産のためです。

目次

リスク①(品質)
リスク②(フォロー・対応能力)
おわりに

リスク①(品質)

 日本のアパレル製品の品質要求レベルは、世界一品質基準が高いと言われています。対米向け対欧向けのアパレルは日本向けに比べ大量にオーダーがあり、品質基準も日本より甘いので中国・ASEANのアパレル工場は対米・対欧向けより小ロットで品質基準が厳しい日本向けを受注したくない工場が多いのが現実です。
 この様な実情なので、工場側から見ると値段が安い日本向けの商品は、安い材料・資材を使って、安い加工賃で商品を作ろうとします。考え方としては当然です。この方法しかないのです。ただ、この安い材料・資材・加工賃にリスクがあるのです。安い糸は、品質が悪く例えばアパレル製品にした場合に生地の面(ツラ・表面のこと)が悪かったり、シロに加工や洗濯で取ることができない汚れ・コンタミ(異繊維混入)があったり、加工賃を安くするために堅牢度(ケンロウド・関連記事はこちら、)不良を起こしやすい染料で生地を染色していたり、縫製に至っては生産数量を向上させるために運針(インチ当りの縫い目の数)を減らしたり、縫製を自社より安い外注に依頼したりと安くするために正直何をしているか分かりません。
 これらの恐ろしい状況で生産された商品は、後に消費者クレームなる可能性を持っているのです。

リスク②(フォロー・対応能力)

 2番めのリスクは信用です。信用とは、リスク①の品質は信用という部分では大きな要素です。一度購入した商品の品質が悪かったらお客さんは2度とそのブランドの商品を購入しよう思わないでしょう。この様な事になってしまえば本当に悲惨としか言いようがありません。信用を築くには時間がかかり失うのは一瞬とよく言われます。
 品質以外に信用という部分で大きいのは、フォロー・対応能力です。アパレルの生産には、色々なトラブルがつきもので、生産現場では日々色々なことが起こっています。例えば生地生産段階での色違いによる再染色、色々なミスによるスケジュール変更、今年のようなコロナによるロックダウンでの工場就業ストップ、台風など天災による物流トラブルなど例を上げればキリがありません。また、順調に生産が進行していても、綿密な途中経過報告・状況報告は必要です。
 この様なフォロー・対応能力が悪い工場・アパレルOEM/ODM生産会社と仕事をしてしまうと、時間・費用の無駄で、悲惨としか言いようがないでしょう。今までの経験からですが、フォロー・対応能力がある工場は、得てして値段は安くありません

おわりに

 今回のコラムでは、値段(コスト)第1で工場、アパレルOEM・ODM会社を選ぶとリスクがあるということを解説しました。安い工場は世界中いくらでもあります。ただ、日本向けの品質・フォロー・対応能力が備わっている工場は非常に少ないのが現実です。と言いながら、品質・フォロー・対応能力などは、実際に仕事を依頼してみなくては分からないということもあるので難しいところですが、量産に至るまでのコミニケーションの中で????と思ったことは伝え、じっくり納得行くまでコミニケーションすることが重要だと思います。
 それで事態が好転しない場合は、他の工場、アパレルOEM・ODM生産会社に当たってみては如何でしょうか?これらのことに加えいちばん大事なことは相性かもしれませんが、、、、(担当者が変わっただけでも仕事の仕振りが変わってしまうこともあるので)


 おわりに、アパレル製造に関係する皆さんの工場選定、アパレルOEM・ODM生産会社選定の参考になり、いい仕事ができれば嬉しく思います。

 今回も、最後までコラムを読んで頂きありがとうございました。これからも、アパレルの商品に関する情報など業界情報を発信していきますので、引き続きよろしくお願いします。

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