【必見‼】アパレルOEM・ODM製造会社の見極め方!

 今回のコラムでは、アパレルOEM会社をお探しの方に、私、アパレルOEM・ODM会社を運営する立場からみて、どの様なアパレルOEM・ODM会社が良いのか?見極め方を解説していきたいと思います。
 アパレルは、糸を織ったり編んだりした布(生地)を染色またはプリントし、その生地(テキスタイル)を裁断し、必要によっては2次加工(ワンポイントプリントやワンポイント刺繍)し縫い合わせる事によってできています。簡単なように思える一方、色々な工場が関係し複雑な工程でできているため、管理によっては商品トラブルも起こりやすものなのです。このような現状から勘案して、どの様なアパレルOEM製造会社が良いのか?を紹介していきたいと思います。

見極めのポイント!

素材を熟知している
織・編を熟知している
染色・プリント・仕上げ加工を熟知している
縫製を熟知している
2次加工を熟知している
まとめ

素材を熟知している

 アパレルに使われる生地の素材(関連生地は、こちらから、)には、綿・麻・ウール・ポリエステル・ナイロン・アクリルなど色々な素材があります。これらの素材にはメリット・デメリットがあり、作成しようとするアパレルアイテムに適した素材をチョイスすることが肝心です。例えば、ハードな動きに対応したりするスポーツウエアには、ウールは適しません。なぜなら、ウールは湿潤によって生地が縮んだり伸びたりするためです。この様に素材を熟知していると商品になったあとのトラブルも事前に防げるのです。

  🔴🔴関連記事、「【知って得する‼】アパレル製品、服に使われる(テキスタイル)生地の素材の特徴について解説します。」はこちらをクリック、
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織・編を熟知している

 素材で紹介したものを織ったり編んだりして生地にする必要があります(関連記事はこちらから、)。この織・編にも色々な生地組織が存在し、作成しようとするアパレルに適した生地の素材を作る必要があります。
 例えば織物で言えば打ち込みと本数いう規格があります。打ち込み本数というのは、生地1インチ(2.54cm)四方に経糸と緯糸の合計本数のことです。糸の太さなどで打ち込み本数は変わってきますが、細い糸なのに打ち込み本数が少なすぎると、柔らかい生地は出来上がりますが、引っ張ったりすると生地が裂けたりするトラブルが起こりやすくなります。
 編物で織物の打ち込み本数とよく似ている規格は度目(ドモク)があります。度目とは、1/2インチの中にあるループ(編み目)の数で表します。この度目が必要以上に荒く(少なく)なると生地の形態安定性に欠ける生地になってしまいます。編物にはもう一つ大事な規格があります。目付(メツケ)です。目付は生地1㎡当りの重さです。(たまに、生地の幅1mあたりの重さのこともいう)目付は重いほうがしっかりした生地になりますが、これもあまり軽いと物性安定性に欠ける(縮みやすい)生地になります。
 この様に、色々なトラブルを裂けるために、素材(糸)の太さや素材の特徴によって生地を規格しているのです。

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染色・プリント・仕上げ加工を熟知している

 素材を織ったり編んだりして、まだ色などが着いていない状態を生機(キバタ)といいます。生機のままではアパレルにはなりません。生機に色をつけたりするには染色する必要があります(関連記事は、こちらから、)。生機を染色するには、素材によって使用する染料・染色方法・染色機がことなり、染色工場であればすべての素材を染色できるということではなく、得手不得手というか、できない染色もあるので、素材に適した染色工場を選定する必要があります。同じ素材の織物と編物ですら同じ染色工場で染色できない場合がほとんどなのです。これは、プリントにおいても同じです。
 染色後の生地の仕上げ加工も同じく、起毛加工・薬剤加工なども素材・生地組織などで注意する点が多々ありますし、中には物理的にできないこともあります。
 これらの染色のことについては、商品になったあと縮みが大きいとか、色落ちするとか大きなトラブルが起きやすいので本当に要注意です。

  🔴🔴関連記事、「【アパレル製造必修‼】生地(テキスタイル)プリントの種類・技法」は、こちらをクリック。
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縫製を熟知している

 織物(布帛(フハク))と編物では、使うミシン・オペレーターの手の持って生き方など縫い方も違ってきますし、生地の薄いものと厚いものとでも縫い方は変わってきます。というように工場も違ってくるのです。
 ミシン設備の大きな違いは、編物には生地の端が解けないようにかがるオーバーロックミシンを使ったり、伸縮する生地に対応する扁平縫いミシンを使ったり、生地の編み目(ループ)を切らないようにミシン針の先が丸くなっている針(ボールポイント)を使用しています。縫い糸も、伸縮性のあるウーリー糸を使ったりと細部に違いがあるのです。
 これらのミシン設備・縫い糸などの使い方を間違えると、生地端がほつれる生地ほつれ、生地の糸を切ってしまう地糸切れ、着用時の伸縮時に縫い糸が切れる糸切れなどのトラブラが発生してしまいます。作るアパレルアイテムにあた縫い糸・ミシン設備・縫い方が重要なポイントなのです。

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2次加工を熟知している

 2次加工において刺繍はほとんど問題になることはありませんが、プリントには顔料・染料・ラバープリントなどの違いや、使用する素材によって染料も変わってくるので注意が必要です。
 特にポリエステルやナイロンにプリントを置く場合は熱に弱いケースが多いので、昇華堅牢度などに注意が必要です。
 また、洗濯絵表示の取り扱い表示には、いままで述べてきた素材・生地・縫製・2次加工などの特徴を盛り込んだ内容にし、考えられるトラブルを回避するために注意事項も盛り込む必要があります

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まとめ

 これまで色々解説してきましたが、要は「素材から最終製品になるまで熟知しているか!」ということになります。熟知していないと、色々なトラブルを起こす要因になり、折角作ったのに見栄えが悪かったり、販売してみたもののお客様からのクレームが発生し、信用を落としてしまうことになりかねません。
 これからアパレルに関わっていかれる方の成功を左右するのは、どの様なアパレルOEM・ODM製造会社とのお付き合いができるかということに尽きますので、アパレルOEM・ODM製造会社をよく見極めていきましょう!

 今回も最後までコラムを読んで頂きありがとうございました今後も、いろいろな情報を発信できるよう情報を収集し、また、物作りにも役立てていけるよう研鑽して参りますので、引き続き宜しくお願いします。

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