みなさん、こんにちは。
アパレルOEM/ODM生産会社オフィス雅のWeb Siteへようこそ‼
弊社には、月間平均13〜15件のアパレルOEM/ODM生産に関するお問い合わせを頂いています。そのお問い合わせの50%が新規にアパレルブランドを立ち上げたいという内容のものです。そのアパレルブランド立ち上げについてのお問い合わせの60〜70%は、進行中で頓挫しています。
今回のコラムでは、頓挫する場合の法則について紹介していきます。今回のコラムを読んで頂き、アパレルブランド立ち上げが頓挫することがないように助言となれば幸いです。
頓挫の法則
頓挫の法則1:スケジュールが曖昧
頓挫の法則2:具体性がない
頓挫の法則3:低価格を狙う
頓挫の法則4:具体的な予算がない
頓挫の法則5:縫製工場と直接やり取りする
頓挫の法則6:アパレルOEM生産会社の選択ミス
まとめ
頓挫の法則1:スケジュールが曖昧
アパレル製品の作成には意外と時間が掛かります。既存品の仕入商品で対応する場合は、商品探しに1週間、その後、副資材取り付け・検品などで3〜4週間、合計4〜5週間もあれば対応できますが、オリジナルアパレル製品を1から作成すると生地のサンプリングから始まりサンプル確認などを経ていると、60日〜90日は掛かってしまうのが実際です。
このように、アパレル製品の作成には、特に最初のうちはスケジュールに余裕を持つに越したことはありません。シーズンを外してしまっては意味がありませんので。
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頓挫の法則2:具体性がない
根本的な話ですが、まれにアパレルブランドを立ち上げたいと考えている方の中に、どのようなアイテムを作成・販売していこうと言うことも決めていない方がおられます。アパレルブランドを漠然と立ち上げたいと思っていても何も前に進みませんので、どのようなアイテムを、どの様な人に買ってもらいたいということを具体的にするほうが良いです。
頓挫の法則3:低価格を狙う
お問い合わせいただく中には、販売価格(上代)を大手のSPA企業や、カテゴリーキラーの販売価格をターゲットとしている方がおられます。これはハッキリ言って無理です。
では、なぜ無理なのか?
その一番目の理由は、コストを安く作るには生産数を多く作る必要があります。アパレル製品のコストは生産数量が多ければ多いほど価格が安くなり、その上物流費も安くなりトータルコストが安くなるからです。
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アパレルブランドを立ち上げようとする方が、最初から数多くアパレル商品を生産し販売できるはずがありません。また、その様なリスクに耐えられるはずもありません。この様な理由で低価格を狙えるはずもないのです。
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頓挫の法則4:具体的な予算がない
アパレル製品の製造には意外とお金が掛かってしまいます。パッと思いつく物だけでも、展開しようと考えているベンチマークの購入商品サンプル代・パターン代・サンプル作成代・サンプル用の副資材などは商品企画段階で必要となってきます。これらの金額に関しても、作成しようとしているアパレル製品アイテムによって様々なので一概に幾ら掛かるかということは申し上げにくいですが、下記の関連記事を参考にして頂けると嬉しいです。
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頓挫の法則5:縫製工場と直接やり取りする
工場と直接やり取りするとコストや生産の部分で良いと思われている方はよくいらっしゃいます。しかし、縫製工場ならどんな商品も縫えるかというとそうではありません。縫製するアパレル製品アイテムによって使用するミシンも違いますし、縫い方なども違い、伸びる生地と伸びない生地の場合でも、ミシンの調整や縫う人の手の使い方が違ったりするためで、全てのアパレル製品アイテムに対応できる工場は無いということです。
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その上、アパレル・繊維業界は、糸を作る会社・生地を作る会社・生地を染める会社・2次加工(製品プリント・刺繍・洗いなど)をする会社・縫製する会社、が多くの場合は別々の会社で分業されており、そのためワンストップで対応できる会社は殆どないのです。この様な状況なので我々アパレルOEM生産会社の存在価値があるのです。
頓挫の法則6:アパレルOEM生産会社の選択ミス
頓挫の法則5の工場と同じく、我々アパレルOEM生産会社も全てのアパレル製品に対応できる訳ではありません。弊社を例に取ると、弊社HPを見て頂くと分かりますが革製品・ダウン・靴などのアイテムは不得手です。
ということで、みなさんが展開したいと思うアパレル製品アイテムを得意とするアパレルOEM生産会社をいろいろ情報収集し選択しましょう。
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まとめ
今回のコラムは、せっかく「アパレルブランドを立ち上げよう!!」とお考えになった方が、途中でその夢を頓挫させることがないようにアパレルOEM生産会社の立場から、今までの失敗例をもとに頓挫の法則としてまとめてみました。
このコラムが、アパレルを立ち上げようとする方の、手助けとなれば本当に嬉しいです。
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今回も、コラムを最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。
これからも、アパレル・繊維業界のいろいろなお役立ち情報などをコラムアップしていますので、よろしくお願いします。
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